Casket

ひとつひとつ丹精込めてつくった手造りのこんにゃくです。太陽と清流に育まれた岡山県和気町からお届けします。隠された物語も必見！！歴史あるこんにゃくをぜひ一度、お試しください！！【内容】250gx5個【原材料】・こんにゃく芋（国産）・凝固剤（水酸化カルシウム）【賞味期限】製造日より約4ヶ月【保存方法】直射日光、高温多湿を避け、常温で保存してください。冷凍は、しないでください。【使用上の注意】開封後は冷蔵（1℃?10℃）にて保存し、お早めにお召し上がりください。・まれにこんにゃくの表面が白濁している場合が ございますが、こんにゃくの凝固剤（水酸化 カルシウム）ですので、品質には問題ございません。・茶色の部分は生芋の薄皮を砕いたもので、 色目・風味出しです。この「蒟蒻」は、歴史と伝統の味がする [290年の歴史と伝統、作り手精神] 佐伯蒟蒻（さえき こんにゃく）の朝は早い。岡山県和気町佐伯の緑深い山々の向こうから太陽が昇るまえに、製造機器のスイッチが入る。冷気が立ちのぼるほどの凍てつく冷水、対照的に機器からの蒸気が工場を満たしていく。時間と戦いながら、ひとつひとつ手間をかけて素手でこね、一気に仕上げていく。出来立ての蒟蒻が次々に約100度の熱湯に浮かんでいく。毎日繰り返されるこの厳しい朝の作業は、「お客様に満足していただくため」だという。 製造効率を上げるため一部は機械化されても、この「作り手の精神」は、創業享保五年から290年もの長い歳月のあいだ伝承されてきた。その歴史には、世間には知られていない感動の物語がある。 [佐伯村誉れ蒟蒻のいわれ]　＜物語＞ 　享保五年（1720年）の秋、岡山藩中堅武士のせがれ、相良新三郎は、藩校で学ぶ身。父よりかねがね、先の郡代津田永忠（つだ ながただ）様が藩内随所に施した土木・農業・教育遺産のすごさについては聞いていましたが、ひとつ実地見分をしたいとの殊勝な動機から、藩校教導の許しを得て、郡代様のかつての普請現場、吉井川中流の田原井堰(たわらいせき)を実査することにしました。三十年前の元禄時代、当時駆り出された領民をたずねて実際の聞き取りをしようというものです。そして早々に、現地、佐伯村の甚兵衛なる初老の人物を見つけました。 　甚兵衛は、当時は女房を亡くしたうえに子育て奮闘中、おまけに喘息持ちという難儀を背負っていたところから、作業現場よりも仕事の軽い「炊き出し」をうけもっていたのですが、ある日、こんにゃくを作って皆に出したらえらく喜ばれ、郡代様にも気に入られました。 そこで、郡代様は甚兵衛に、「蒟蒻」という漢字とその憶えかたを、甚兵衛に教えました。甚兵衛とその子お里は、さらにそれを村の手習講所で、他の漢字とともに村の皆に教えました。甚兵衛らのこのように、教わったことをきっちりと他にも教えていくという姿勢が、その蒟蒻とともに評判となり、いつしか藩筆頭家老の伊木忠興(いぎただおき)様の薦めもあって、佐伯の陣屋をあずかる同じくご家老の土倉一貞(とくらいちさだ)様から、お褒めにあずかることとなりました。さらには、土倉様のお印「折れ松葉」を蒟蒻(こんにゃく)に使ってよいとのお計らいをいただきました。 　以来、その印を彫り込んだ木枠で蒟蒻が作られ、その精神が現代に伝承されています。 　さて、新三郎の方は聞き取りを終え、藩校教導のもとへ帰り、「郡代様の事績は確かに偉大なもので、いまも領民の米作りの役にたっております」と報告をしましたが、教導は新三郎の、その実地見分の掘り下げ不足、本質を把握しきれていない頼りなさを叱り飛ばし、引いては、領民の手本となるべき武士の心構えについて、論語の一節をもって諭し、再度報告しなおすことをお命じになりました。 　一念発起の新三郎、再び佐伯村の甚兵衛をたずね、彼らに訊いたところ、「郡代様が『蒟蒻』という字とその憶えかたを教えて下さいましたのは、ただの知識としてではなく、蒟蒻屋の仕事で一家が暮らしていけるように、そのためには、漢字くらいは憶えておけ、との深いお情けからでございました。おかげで、いまではそれがちょうどいい宣伝になって、遠くからでも、この佐伯へ蒟蒻を買いに来て下さるお客様がいらっしゃいます」と甚兵衛は答えました。「ああ、なるほど。郡代様は、こういうことにまで気を配っておいでだったのか」と深く実感した新三郎は、再び教導に報告しました。そして、みごと宿題に合格しました。 　その後、折れ松葉の蒟蒻は、 商売繁昌の縁起もの、試験合格の縁起もの　とされました。 更に詳しい物語は、「店長ブログ」にて公開中です。 こちらよりアクセスしてください。 作りたてをお届けします。だから「刺身」で味わってみてください。 しっかり「生いも蒟蒻」の味を堪能していただけます。 「ぜひお試しください！！」 これだけ全部！お届けします！ 商品名：　「生いも100％ 手づくり いもこん」